2022/12/07 公開
ベビーベッドはいつまで使える?使った後は?お得に使う方法伝授
赤ちゃんの出産前に用意するものの中でも、ベビーベッドは購入するかどうか悩みやすいアイテムのひとつです。
いつまで使うか読めないうえに、せっかく買っても使わなかったという人や、結局物置になっているという人も。
しかも、たたんでも場所をとるため、収納にも気をつかいます。
そこで今回は、ベビーベッドはいつまで使う人が多いのか、ベビーベッドを卒業後はどこに寝て、ベッドはどうするのかといった疑問にお答えします。
購入の際の注意点や、お得に使える方法もご紹介しますので、これから赤ちゃんをお迎えしようとしている方はぜひ参考にしてみてください。
- 1. 【サイズ別】ベビーベッドはいつまで使えるのか?
- 2. 【先輩ママの意見】ベビーベッドはいつまで使った?
- 3. ベビーベッドを卒業後はどこに寝かせる?
- 4. ベビーベッドはその後どうする?
- 5. ベビーベッドの購入や使う際の注意点
- 6. いつまでも使えるわけではないベビーベッドをお得に入手する方法
- 7. まとめ
1. 【サイズ別】ベビーベッドはいつまで使えるのか?
ベビーベッドには、主に3つのサイズがあります。
それぞれ使用できる月齢が異なり、いつまで使うか考慮しながら選ぶ必要があります。
まずは、3つのサイズとメーカーが推奨する使用可能月齢を確認してみましょう。
1-1. 普通サイズ
もっとも一般的なベビーベッドは120cm×70cmの標準サイズです。
- 使用期間
- 生後0カ月~18カ月
(24カ月まで使用できるものもあり) - サイズ
- 120cm×70cm
実際広げてみると、高さもあり想像以上に大きいと感じます。
部屋の広さやほかの家具類の配置など、購入前にはよく検討が必要です。
ペットや上にお子さんがいるなど、長く使いたい方におすすめです。
1-2. 小型サイズ(ミニサイズ)
普通サイズよりも一回り小さいのが「小型サイズ」です。
- 使用期間
- 生後0カ月~6カ月
(12カ月まで使用できるものもあり) - サイズ
- 90cm×60cm
コンパクトなため、里帰り先での使用にも便利です。
家の構造にもよりますが、小型サイズであれば、夜は寝室・昼間はリビングなど部屋を移動して使うことも可能です。
コンパクトな分、圧迫感も感じにくいメリットもあります。
1-3. ハーフサイズ
ベビーベッドには、小型サイズよりもさらに小さい「ハーフサイズ」もあります。
一般的にはほとんど販売されておらず、レンタルでの使用が主ですが、短期間だけ使用したい方に人気のサイズです。
- 使用期間
- 生後0カ月~3カ月頃まで
- サイズ
- 70cm×60cm(標準サイズの半分)
小型サイズ同様、里帰り出産で使用したい場合に非常に重宝します。
足元にキャスターが付いたものも多く、部屋から部屋への移動も楽にこなせます。
2. 【先輩ママの意見】ベビーベッドはいつまで使った?
では実際に、ベビーベッドはいつごろまで使用した人が多いのでしょうか?
意見として多いのは、次の3つの時期です。
<ベビーベッドを使わなくなった時期>
・寝返りをするまで
・つかまり立ちをするまで
・結局使わなかった
使用をやめた時期とその理由を合わせてチェックしてみましょう。
2-1. 寝返りをするまで
まずは寝返りするのを見て、ベビーベッドを卒業した先輩ママです。
寝返りをうつようになると、ベビーベッドの柵に腕や足を挟んでしまう危険があります。
また頭をぶつけてしまう可能性もあり、怖くてやめたという方も。
もう少し長く使いたい場合は、寝返りをしても大丈夫なように、ベビーベッドの柵に取り付ける専用のガードも販売されています。
柵の内側に取り付けるようになっており、薄いクッションのような素材です。
手足を挟む心配がなく、兄弟やペットがいるご家庭などは、外側からのいたずらも防止できます。
ただしつかまり立ちを始めたらガードは外しましょう。
ガードを踏み台にして、柵を乗り越えてしまう可能性があります。
寝返りによるケガを防ぐものとして、柵がもともとネットタイプになっているベビーベッドもあります。
この場合は、ガードを取り付ける必要がなく、通気性もよいため快適に過ごせるでしょう。
2-2. つかまり立ちをするまで
もうひとつはつかまり立ちをするようになってやめたという先輩ママもいらっしゃいます。
つかまり立ちをし始めると、万が一柵を乗り越えてしまった場合やガードが外れてしまった場合に、大けがをしてしまう可能性もあります。
ベビーベッドの中に物を置くのも危険です。
踏み台になりそうなものは置かないようにしましょう。
また、掛布団をたたんで置いておくと高さが出てしまうため、使わないときは、ベッドから出しておくなど対策が必要です。
高さを変えられるベビーベッドを使っている場合は、床板の高さを低くすることもおすすめです。
赤ちゃんは、まだ危険を察知できません。
「もうこれは危険だな」と感じるようになったら、ベビーベッドの卒業を検討してみましょう。
2-3. 結局使わなかった
中には、せっかく用意したのに使わなかったという先輩ママも。
その理由はいくつかあります。
<ベビーベッドを使わなかった理由>
・大きすぎて邪魔だった
・赤ちゃんがベビーベッドで寝てくれなかった
・お世話しにくかった
寝室に大人用のベッドを2台とベビーベッドを置くと、部屋の広さによっては、かなり窮屈に感じることもあります。
そのため、結局別の部屋に大人用の布団と並べて寝たという方もいらっしゃいます。
また赤ちゃんによっては、強力な背中スイッチにより、ベビーベッドではなかなか寝てくれないということもあるでしょう。
ほかにも、お世話する方がふとんに寝ており、ベビーベッドよりも、隣にベビー用のふとんを並べた方が夜中のお世話がしやすいといった理由もあります。
赤ちゃんが寝てくれないのは仕方がないとしても、大きさやお世話の仕方などは、事前にチェックしておくとよさそうです。
3. ベビーベッドを卒業後はどこに寝かせる?
どのタイミングでベビーベッドを卒業するとしても、その後は赤ちゃんをどこに寝かせればよいかも気になるところです。
方法としては、2つのパターンが考えられます。
安全性と合わせて、どちらがよいか比較してみましょう。
3-1. 赤ちゃん用のふとんに寝かせる
ベビーベッド同様、赤ちゃんには専用のふとんに寝かせる方法があります。
この場合、一緒に寝るママやパパも、赤ちゃんのふとんの隣に大人用のふとんを敷いて寝るのが自然です。
大人がベッドの場合は、赤ちゃんもベビーベッドより大きめの子ども用ベッドに寝かせる方法も考えられます。
しかし、全面に柵のあるベッドでなければ、ベッドから落下してしまう危険があり、対策が必要です。
ベビーベッドを卒業してもベッドに寝かせたい場合は、最初から大型のベビーベッドを購入する方法もあります。
6歳ぐらいまで使えるベビーベッドもあり、小学校入学ぐらいまでは買い替えの必要がありません。
3-2. 大人と同じふとんやベッドで寝る
もう一つの方法として、大人と一緒に寝ることが考えられます。
しかし、ベビーベッドの卒業時期にもよりますが、赤ちゃんのうちに寝具を大人と一緒にするのは、危険が伴いおすすめできません。
柵のない大人用ベッドは、落下の危険がありますし、ベッド・ふとん問わず大人と一緒に掛けふとんを使用することで、窒息の危険もあります。
場合によっては、大人が寝返りをうった際に赤ちゃんの上に乗ってしまう可能性もあるのです。
安全のためにも、赤ちゃんがある程度大きくなるまでは、大人とは別のふとんで寝るようにしましょう。
4. ベビーベッドはその後どうする?
赤ちゃんがベビーベッドを卒業後は、ベッドをどうするかも考えておく必要があります。
ベビーベッドは折りたたんでも案外場所をとるもの。
収納に余裕のあるご家庭ならよいですが、収納スペースに限りがある場合は、収納以外の方法も考えた方がよいかもしれません。
4-1. 2人目まで取っておく
今後さらにお子さんが欲しいと考えている場合は、そのときまで大切に収納しておくようです。
どうしても収納できない場合は、実家で預かってもらうもしくは、友達に貸すといった方法も考えられるでしょう。
ほかにもベビーバスやベビーカー・チャイルドシートなど大型のものが複数ある場合は、トランクルームを借りる方法もあります。
どの方法でも、一旦しまっておく場合は、汚れをよくとって、細かいパーツをなくさないように注意しましょう。
4-2. 売る・人にあげる
メルカリやジモティーなどで、売る方法もあります。
ただし発送する場合は、梱包が大変なことや送料なども考慮しましょう。
一番よいのは、取りに来てもらう方法です。
直接見てもらった方が、ミスマッチも防げるうえに送料もかかりません。
4-3. 別の用途で使う
市販のベビーベッドには、多機能のものもあります。
使わなくなったら、ソファーやデスク、収納棚に変えられるものであれば、卒業後の収納場所を考える必要もありません。
多機能のものでなくても、通常のベビーベッドをプレイテーブルや机に自分でリメイクする方もいらっしゃいます。
中には柵だけを使って壁面収納やラダーラックにした方も。
赤ちゃんの頃から使っているものなら、愛着をもって使っていけそうです。
5. ベビーベッドの購入や使う際の注意点
ベビーベッドには、大きさや高さの違いだけでなく、機能的にも多くの種類があります。
そのためベビーベッドを購入する際には、いくつか注意すべきことがあります。
安心して赤ちゃんを迎えられるよう、チェックしておきましょう。
5-1. 早めに用意する
ベビーベッドをいつまでに用意すればよいか悩む方も多いのではないでしょうか?
自宅で使用する場合は、遅くとも出産予定日の1~2週間前までには用意しましょう。
出産までにベッドの配置やエアコンの風向きなどをチェックしておきます。
里帰り出産を予定している場合は、もともと里帰り先にある家具や荷物を移動させてもらう可能性もあるため、もう少し早く準備した方が安心です。
里帰り先では、自分たちの思い通りの場所に置けるとは限りません。
お世話になるご家族の助けを借りてベビーベッドを配置することになるため、1カ月ほどは余裕をもっておくとよいでしょう。
5-2. 部屋のサイズを考慮する
ベビーベッドは、置く部屋のサイズを考慮して選ぶことも重要です。
部屋の広さがぎりぎりの場合は、ベビーベッドの開閉方向にも注意しましょう。
ベビーベッドの柵は、前面のみ開閉もしくは側面も開閉できるものなどがあります。
またスライド式の柵と前面に開閉するタイプの柵があります。
ある程度スペースに余裕がなければお世話をするのが大変です。
お世話スペースが狭くなりそうであれば、スライドタイプや側面も開閉できるタイプのベッドを選びましょう。
5-3. 大人用ベッドと並べる際は「添い寝用ベッド」を使う
夜のお世話が楽なように、大人用のベッドに沿わせてベビーベッドを置きたいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は、必ず「添い寝用ベビーベッド」を使用しましょう。
一般のベッドでは、赤ちゃんが間に挟まってしまうなど、危険です。
添い寝用ベビーベッドは、高さ調節が何段階かできるものが多く、大人用ベッドの高さと合わせることができます。
また、大人用ベッドとの間に隙間ができないようにベルトが付属されており、大人用ベッドに巻き付けるようにベルトを固定します。
添い寝ベッドを購入した際は、安全のためにも必ず使用方法を守って使いましょう。
5-4. ベビーベッド用のふとんはジャストサイズを使う
ベビーベッドを使用する場合、マットレスやふとんも購入する必要があります。
これらは、必ずベビーベッドにあったサイズのものを使いましょう。
誰かにいただいた・たまたま家にあったからと、サイズが合わないものを使うのは危険です。
小さいマットレスでは空いた隙間に赤ちゃんが挟まってしまう可能性があります。
また大きすぎる掛けふとんを使用して、赤ちゃんの顔を塞いでしまうと窒息の恐れもあります。
赤ちゃんの安全を第一に考えて、選んでください。
6. いつまでも使えるわけではないベビーベッドをお得に入手する方法
このようにベビーベッドは、いつまで使うかはっきりしないうえに、しまう場合も場所をとるといった難点があります。
しかし使うかどうかわからなくても、産まれてくる赤ちゃんには安心できる環境を作ってあげたいもの。
そこでおすすめするのが、「レンタル」のベビーベッドです。
短期間しか使用しない赤ちゃんグッズをレンタルするのは、最近では一般的なことになりました。
とくにベビーベッドのように「使うか分からないものにはできるだけお金をかけたくない」という方もいらっしゃるでしょう。
上質なベビーベッドを必要な期間だけ使えるのは、レンタル最大のメリットです。
2週間程度からレンタルできる会社もあり、里帰り先で使用するのにも便利です。
ただし長期間使用する場合は、割高になってしまうことも。
一旦レンタルで試してみて、よさそうなら短期間でレンタルを終わらせ、新品を購入するのもひとつの方法です。
7. まとめ
いつまでベビーベッドを使うかは、赤ちゃんの成長具合やご家庭の状況で大きく変わります。
寝返りやつかまり立ちなど、赤ちゃんが安全に使えない可能性があると感じたときが、卒業を検討するタイミングです。
「べびーあいらんど 」は、ベビー用品専門のレンタル会社です。
さまざまなタイプのベビーベッドもご用意しております。
里帰りや頻繁に部屋を移動したい場合など用途に合わせてお選びください。
人気の商品は、在庫切れになっている可能性があります。
お電話いただければ、返却時期の確認もできますので、お気軽にご相談ください。
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